女性の胸の病気は乳がんだけじゃない！

女性の胸の病気と聞いてまず思い浮かぶのは、乳がんですよね。年々乳がんにかかる女性は増えていますし、著名人が病気にかかったという話も、その著名人が女性であれば乳がんであることもしばしば。


でも、女性の胸の病気って何も乳がんだけではありません。乳がんがあまりにも有名すぎて、他の女性の胸の病気が取り上げられることは少ないですが、女性ならば自分の体の知識として知っておくべきです。


まず、女性の胸の病気として多いのが、乳腺症。生理の一週間前ぐらいから胸が張って痛い、乳房に硬いしこりがある…という人は、もしかしたら乳腺症かもしれません。


ただ、乳腺症は女性の胸の病気とはいっても、生理的な変化であることがほとんどなので、特別な治療はしないことがほとんど。でも、乳腺症の人は乳がんにかかりやすいとも言われているので、３０歳を過ぎたら一度検査をしたほうがよさそうですね。


また授乳中に起こることの多い女性の胸の病気が、乳腺炎です。乳房が赤くはれ上がって痛みがあるという症状が出ます。急性化膿性乳腺炎の場合は、抗生物質などを飲む必要も出てきます。もちろん、乳腺炎が治まるまでは、授乳はストップとなります。


代表的な女性の胸の病気について、ちょっとだけ触れてみました。どうですか、貴方は知っていましたか？自分の体のことですもの、もっと女性の体と病気について知る努力を日頃からしたいものですね。