女性がかかりやすい病気、尿失禁

女性の病気と言えば、乳がんや子宮筋腫、子宮内膜症なんかが広く知られている病気ですよね。確かにそういった女性特有の病気の患者数も年々増加していますが、それよりもっと女性がかかりやすい病気があるのです。それが、尿失禁です。


なんと女性で尿失禁という病気にかかる割合は、４０代以上では５０％にもなると言われています！２人に１人、ですよ！！まさに、女性であれば尿失禁は他人事ではない病気なんです。


女性は、妊娠・出産をきっかけに膀胱や尿道付近の筋肉がゆるんでしまう傾向があり、それが尿失禁という病気の引き金になっているそうです。もちろん、男性同様、老化や精神的ストレスから尿失禁になる女性も少なくないようです。


にしても、あらゆる女性の病気の中でも、尿失禁となると人に悩みを相談しにくい病気でもありますね。しかし、恥ずかしがっているだけでは治りません。尿失禁のタイプによって治療法も変わるので、まずは勇気を出して病院で受診することが大切ですね。


ちなみに、軽い腹圧性尿失禁であれば、骨盤底筋という筋肉を簡単な運動で鍛えてあげるだけで、症状が改善することも多いそうです。くしゃみなどでお腹に力が入った時に失禁するタイプの人は、まず骨盤底筋を鍛える運動を試してみてもいいかもしれませんね。